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CORE RESEARCH CLUSTER for MATERIALS SCIENCE

材料科学世界トップレベル研究拠点とは

message

東北大学の伝統・理念・
精神と独創的な研究基盤

世界最高水準の
研究成果の
創出を目指して

材料科学世界トップレベル
研究拠点 拠点長 
小谷 元子

「材料科学」とは
「材料」の概念は非常に広く、金属/半導体/絶縁体、結晶材料/ガラス材料、セラミックス、ポリマーなど様々な種類があります。それらの材料は製造業や建設業、エネルギー、情報通信、医療・福祉等に至るまであらゆる産業の技術分野を支え、またそれぞれの技術分野は材料の創製や高度化とともに発展してきたと言えます。こう考えると「材料」無くして私たちの社会は成り立たないと言っても過言ではありません。これら材料の創製や高度化を加速するためにも、学術的基盤としての「材料科学」を推進することは今後も不可欠です。
材料科学世界トップレベル研究拠点とは
材料科学世界トップレベル研究拠点は、2017年6月に東北大学が文部科学大臣により「世界最高水準の教育研究活動の展開」をできる実力と潜在能力を認められ、指定国立大学に指定されたことに伴い、翌7月に発足しました。「トップサイエンスからトップイノベーションへ」という目標を掲げ、本学において世界トップレベルの研究成果を創出してきた材料科学、物理学、化学、数学等の分野の研究者が部局・研究所の壁を超えて結集し、「研究第一主義」の伝統、「門戸開放」の理念、「実学尊重」の精神を積極的に踏襲しつつ独創的な研究を基盤とした名実ともに世界最高水準の材料科学研究拠点となるべく成長・強化を目指しています。
世界最高の研究成果創出に向けて
本拠点では数学-材料科学連携をはじめとした異分野融合研究の推進のほか、世界で指導的役割を果たす次世代の国際人材を育成する「材料科学国際共同大学院プログラム」等の人材育成プログラムの実施、さらには世界的に著名な国際研究拠点・機関とのグローバルアライアンスの構築や頭脳循環ハブとしての一翼を担うことを通じて、世界規模で重要性が高まりつつある研究課題への挑戦と持続可能な社会の実現に貢献するイノベーションの創出を目指します。

concept

世界から尊敬される三十傑大学を目指して

指定国立大学としての
コンセプト

「研究イノベーションシステム」の構築

指定国立大学と材料科学世界トップレベル研究拠点の形成

東北大学は、2017年6月に文部科学大臣から世界最高水準の教育研究活動の展開を期待される大学として指定国立大学に指定されました。その取り組みのひとつとして東北大学が特に強みを有する4領域(材料科学、スピントロニクス、未来型医療、災害科学)について全学の卓越したリソースを結集し、世界最高の研究成果の創出と世界に先駆けた研究分野の創成を目指す研究拠点を形成しています。

指定国立大学としてのコンセプト
指定国立大学としてのコンセプト

トップサイエンスからトップイノベーションへ

世界最高水準の研究成果を創出

材料科学世界トップレベル研究拠点の形成

トップサイエンスからトップイノベーションへ

世界最高水準の研究成果を創出

トップサイエンスからトップイノベーションへ
材料科学世界トップレベル研究拠点では、①WPIプログラムのもとに創設され、数学-材料科学連携により国際的プレゼンスを有する材料科学高等研究所、②100年以上にわたって材料科学に関する学理の探求と応用研究を進めている金属材料研究所、③新たな物質科学技術の研究を創製・展開している多元物質科学研究所、④⑤建学の精神を基に数々の教育研究の成果を挙げてきた工学研究科及び理学研究科の5つの研究所・研究科が結集し、世界規模で重要性が高まりつつある新たな研究課題への挑戦と、持続可能社会の実現に貢献するイノベーションの創出を目指します。
グローバルアライアンスと人材育成
材料科学世界トップレベル研究拠点として、世界的に著名な国際研究拠点とグローバルアライアンスを構築し、頭脳循環ハブの一翼を担うことを目指しています。また世界の指導的役割を果たす人材を育成するために新たに「材料科学国際共同大学院プログラム」及び「マルチディメンジョン物質理工学リーダー養成プログラム」を開始したほか、国際共同大学院との連携による国際人材の育成を推進しています。
材料科学世界トップレベル研究拠点の形成

concept