生体高分子のダイナミクスを高時空間分解能で計測する技術開発

生命現象を支えるタンパク質の立体構造はその機能と深く関連しています。X線自由電子レーザー、放射光、電子線などの量子ビームを用いて、タンパク質の中で実際におこっている化学変化や構造変化を“動画”として可視化します。

研究紹介

X線自由電子レーザーによるタンパク質構造解析、動的構造解析ツールの開発、G-タンパク質共役型受容体の活性化機構、動的構造情報による合理的分子設計。

目標

タンパク質のスイッチ機構や、酵素の反応機構などを明らかにし、構造情報を基にタンパク質分子の合理的設計と新機能分子の創製を目指します。

Publications

Nature Chemistry 14, 1054, 2022

Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 119 (9), e2117433119, 2022.