グラフェンメソスポンジ（GMS）をはじめとするカーボン新素材の開発

蓄電・発電デバイスとして重要なカーボン素材として、グラフェンシートを三次元多孔性構造にすることに成功しました。その代表的な素材であるグラフェンメソスポンジ（GMS）は、高い吸着容量、耐酸化性、高導電率、機械的な柔軟性などユニークな特性を持ちます。

研究紹介

CoとCuの単核サイトが埋め込まれた規則性ポーラスカーボンを合成、CoとCuの特異的な固体内相互作用を発見。巨大中空カーボンナノ試験管の内部にヘモグロビンを挿入することで、高分解能での透過型電子顕微鏡観察に成功。

目標

GMSの社会実装として、電気二重層キャパシタ、リチウムイオン電池や次世代電池、燃料電池、ヒートポンプ、触媒担体など様々な分野への応用を目指します。

Publications

Carbon, 201, 338, 2023.

ACS Applied Materials & Interfaces, 14, 26507, 2022.